カイロプラクティックの「カイロ」はギリシャ語で「chiro(手)」、「プラクティック」は「prakticos(技術)」を表現しますので、「カイロプラクティック」は「手技療法」という意味になります。
カイロプラクティックの「カイロ」はギリシャ語で「chiro(手)」、「プラクティック」は「prakticos(技術)」を表現しますので、「カイロプラクティック」は「手技療法」という意味になります。
背骨は7個の頚椎と12個の胸椎と5個の腰椎からなり、それぞれが関節を形成し、肩・肘・膝などの関節と同じようにそれぞれの関節に可動域(動き)を持ちます。
関節の可動域には自分の意思で動かせる自動運動域と、自動運動域から先の他動的な力が加わったときに動く「遊び」と呼ばれる他動運動域とがあります。
この他動運動域は体重負荷やショックを吸収する重要な働きをしているので、関節の可動域が少なくなると、凝りや痛みなどの症状が現れます。
さらに背骨の関節の間から神経が出ているので、可動域が少なくなることで関節の間隔が狭くなり、神経が圧迫を受け、神経痛などの症状が出ることもあります。
また、骨盤にある関節の可動域が低下をきたすことにより、背骨の関節に様々な悪い影響を及ぼします。
関節の機能低下を起こす原因は、人が二足歩行であるということが大きな原因だといわれており、現代においては、偏った姿勢での仕事、長時間におけるパソコンやスマホなどによる悪姿勢、不眠や過労などのストレスが加われば、肩こり、腰痛などが起こっても不思議ではありません。
カイロプラクティックはこういった骨盤、背骨の関節の機能状態を診て、関節の可動域を手技で正常な状態に戻して、体全体の動きをスムーズにすることで凝りや痛み、痺れなどを解消する治療です。
●問診・検査
問診にて痛みや違和感のある状態を確認し治療前と後の状態を比較するオーソぺディックテスト(整形外科学検査法)筋力の生理的緊張度を調べる筋力テスト、そして脊椎関節の可動性を調べるモーション・パルペーション(動態触診)により、痛みの原因を特定していきます。
●治療
検査を基に手技にて筋肉や靭帯、関節などの緊張を緩和し、関節の可動域(動き)を広げて、左右のバランスを整えます。
さらに局所的に可動域が必要と思われるポイントに矯正(アジャスト)を行います。
年齢や筋肉の質、柔軟性などを十分考慮して無理のないように施術を行います。
●説明
治療終了後に模型や図解などで現在の状態、痛みの原因を解説し、どのような治療を行ったかを説明します。
今後の治療計画や注意事項をお伝えし、患者さんの疑問やご質問を丁寧にお聞きしお答えします。
治療と同様に大切な部分ですので、十分なご理解が得れる様説明させて頂きます。
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